株式会社KOKO Entertainament /鶴見虹子さん

こんにちは!

株式会社プロジェクト副社長 代表の後藤(@gotokuroobichef)です。

社長インタビューブログでは、自社サービスの紹介はもちろんのこと

社長の熱い想いや失敗談にも触れることで親近感を醸し出し、

多くの方々に知っていただくことを目指す内容となります。

ご覧いただき、もしご興味ございましたらお気軽に弊社にお問い合わせください。

目次

今回のゲスト

株式会社KOKO Entertainamentにて体操教室、マネージメント事業、アーティストの育成・プロデュースを展開している鶴見虹子さんです。

鶴見さんは元体操競技日本代表として、オリンピックに2度も出場しています。

23歳で現役を引退、経営者としての道を選んだ鶴見さんへの注目は高く、多くのメディアからも取材も受けております。

後藤

元五輪選手という経歴、現在の事業のきっかけなど面白く参考になりました。

秘書

鶴見さんの事業については、こちらからも詳しくご覧いただけます。

お仕事内容

後藤

鶴見さん。
この度はインタビューを受けてくださり、ありがとうございます。

こちらこそ、ありがとうございます。

後藤

改めて、現在のお仕事内容をお聞かせください。

メインは子供の体操教室を運営しています。
他にアイドルプロデュース、セキュリテーシステムの営業代理店の3つを軸としています。
他に講演会やイベントゲストなどにも参加しております。

後藤

ご自身が元選手なので体操教室はイメージつきやすいんですが、
そこから派生してアイドルプロデュースもされているんですね。
体操教室に飽きてしまったんですか?(笑)

飽きてないですよ(笑)
体操と絡めたアイドルプロデュースをしています。

アイドルプロデュースを始めたきっかけ

後藤

アイドルプロデュースを始めたきっかけについてお聞かせください。

体操界を変えたいと思ってを始めました。

後藤

それはどういった思いからでしょうか?

体操ってプロ化していないので、稼げないんですよ(笑)
習い事の一環としてオリンピックに出場する人が多く、
引退も早くて。。。
体操をやることでメディアに出れる、稼げるという道を
つくりたくて始めたのがきっかけです。

後藤

通っている生徒さんやその親御さんたちは、アイドルになりたい。という思いの方が多いんですか?

教室に通っている生徒さんたちの大半は体を鍛えたい。という方が多いですが、私がある程度の基準でスカウトしています。

後藤

そうなんですか!
声かけられた生徒さんの反応はどうですか?

以外と興味持ってくれるので反応はいいです!

後藤

プロデュースの活動はどういった内容でしょうか?

通っている生徒さんは2歳から小学生がメインなので稼ぎたいというよりかは、自信を持って自分を表現できるところにフォーカス
しています。

後藤

なるほど。

まずは人前にでる練習を行っています。

後藤

活躍できる場が用意されているんですね。

そうですね。
今は私がゲストで参加するイベントに合わせています。
今後はSNS発信、今年中にオーディションもできればとは考えて
おりました。

後藤

現在、何人ほどプロデュースされているんですか?

今は3人です。
私がマネージャーも合わせてやっているので、送り迎えや衣装準備などもしています(笑)

後藤

マネージャーもやられているんですね!
選ばれた3人はどのような基準で選定されたのでしょうか?

愛嬌はもちろんですが、スタイルで選んでいます。
体操もアイドルもスタイルが大事なので。
とは言ってもただのアイドルは作りたくないので、
体操の部分についてはしっかりと教えております。

後藤

セカンドキャリアとしてアイドルもあるよ。という感じですか?

アスリートだけどアイドルやってるよ。アイドルだけどアスリートだよ。という形を目指しています。
ダンス、体操のプロからみてもレベルの高いところを作りたいんです。中途半端なものにはしたくないので。

アスリートならではの苦悩

後藤

面白いですね。
そういう思いを抱くきっかけってあったのですか?

私自身が社会にでて稼ぐのが大変だったんです。
新卒で入った会社も扱いが雑で。。
「私、オリンピックに行った意味あるのかな」って
思ったこともありました。

後藤

それは、オリンピックにでた人にしかわからない悩みですよね。

今は経営を始めて信頼も色んな人との繋がりもできたので、
「体操をやってよかった」と思っていますが、引退した当初は
「体操なんかしないで勉強すればよかった」って思いました。
成績がある私でも体操やる意味あるのかなって。
努力しているのにオリンピックに出場できない子もいる中で、
体操って競技がかわいそうって思ってしまったんです。

後藤

アスリートのセカンドキャリアって難しいんですね。

知名度があって、メディアにも出てるアスリートって本当に
ごく僅かなんですよね。
漏れてる子たちがたくさんいる中で、そこを見た時に
「みんな体操やってよかったと思っているのかな」って。
アイドルも同じで、メンバーに選ばれなかった子も出てくるとは
思うんですが、私はその過程を大事にしたいんです。
アイドルで有名になるというよりかは、体操も勉強も全てを学んだうえで社会にでても困らない人材を育成したいという思いが強いです。

後藤

アイドルでも漏れてしまう人がでてしまうのでは。。。?

知名度をあげるうえで、芸能は大事だと思っています。
まずは体操をやりたいっていう根本を増やさないと。
体操に興味を持ってもらうことで教室の知名度もあがるかなと。

後藤

なるほど。

アイドルがゴールではなく、生きていく力をつけさせたいと思っています。
体操、勉強、語学などが学べるスクールを作り、力をつけたうえで社会に出ることが目的です。
そこまでの過程を大事にしないと漏れてしまった子どうするの?ってなってしまうので。

後藤

アンバサダーを作りたいイメージですか?
体操を通して生きる力を養った人材を育成したいってことですかね。

そうです。
「アイドルプロデュースしてます」って話をすると「へえー」で
終わってしまうので、ここまで話して理解してもらえるかなと思っています。

起業したきっかけ

後藤

法人としてどのぐらい経つんですか?

1年半くらいになります。

後藤

その前は何をされていたんですか?

芸能事務所に入り、イベントや講演会、解説などをしていました。

後藤

そうだったんですね。

元々起業したいとは思っていました。
芸能の仕事をしながら秘書などのバイトをして、名刺の渡し方やなどを覚えました。

後藤

鶴見さんようなセカンドキャリアの道を選んでいる方は
いらっしゃるんですか?

いないと思います。(笑)
私は体操をやりすぎて、外の世界にでたい。という思いが強かったんですよね(笑)
引退した当初は体操に関わる仕事もしていたんですが、色んな
バイトをして外の世界を見てしまってたので。

後藤

それは面白いですね。

営業をしたりアイドルプロデュースしてることは表立って周りに話していないので、「虹子ちゃんなにしてんの?」って思っている人は多いと思います(笑)
この1年で形になってきたら面白いなと思っています。

後藤

起業家マインドですね!!

まだ起業して1年なので成功したら自信もって
「オリンピック選手でした」って言いたいんですよね(笑)

体操界を変えたい思い

後藤

現在、従業員は何人いらっしゃいますか?

社員2人とアルバイト4人です。

後藤

なんと!法人1年で既に社員がいらっしゃるとは。

店舗展開を見据えて雇用しています。
次の店舗は社員に経営から全てを任せようを思っています。
自分で判断して好きなように運営できるような仕組みにすることで、やる気もあがるのではないかと思います。

後藤

将来設計されて雇用までされているのですね。
そんな中で、経営課題だと思っている部分はございますか?

体操って肉体労働なんですよ、バク転を支えたりとか。
そういうのもあるのか、若いスタッフの離職が多いですね。
うちだからってことではないと思いますが、お給料も高くないのでいかに辞めさせないかっていうところでしょうか。

後藤

鶴見さん的に取り組んでいることはありますか?

将来的なビジョンを見せています。
体操は営業と違って自分の頑張りが目に見えないので、自分の力に結びつきずらいんですよね。
なので、頑張ったら自分の店舗を持てるよ。というような将来像を話しています。
早くて1年で店舗持てるような仕組みを作っていますね。

後藤

早いですね。

採用の時点で経営者としてやりたい方を、スタッフとして入れています。
体操をやってよかったと思ってもらいたいので、体操の後輩には
経営者になってもらいとは思っています。

しくじり先生ならぬビジネス失敗談

後藤

順風満風な鶴見さんですが、今まで「あれは失敗だったなー」というのはございますか?

人間そう簡単に変わらないなって(笑)

後藤

若いスタッフが多いので、最初は出来なくても教えればできるかなと思い希望を持って雇用したんですが、諦めが早かったりすぐ辞めてしまう子が多くて。

後藤

ファーストコンタクトでやっぱり違うって感じでしたか?

そうでうね。
仕方ないとこではあるんですけどね。
細かく教えて時間をとったのに「明後日辞めます」とかありましたね。

後藤

鶴見さんって、おおらかな印象がありますが
あまり怒らないですか?

私、基本は怒らないですね。
怒っても意味ないのでそれよりも話をします。
例えば寝坊したスタッフがいたら、なんで寝坊したかの原因を一緒に考えたり。

後藤

それも怖いですね(笑)
詰められている感じで(笑)

「前の日の夜なにしてたの?」
「何時に寝たの?」って(笑)
話してみてやる気があれば、改善すると思うんですよね。
原因を追求して変わらなければ、うちに思いがないんだなって。

後藤

確かに。
思いがあればそれがベースになりますよね。

そうなんですよね。
根本を一緒に解決することを大事にしています。

後藤

ある程度の社会経験と体操経験者でしたら、若い方じゃなくても
採用できるのでは?

そもそもの層が少ないんですよね。
引退した方は一般企業へ就職したり、既に教室を持っている人が
多いので。
なので若い人が集まりやすいですし、採用し育てることで
「虹子ちゃんのところで働くと独立までサポートしてくれるよ」という口コミが広がっていい人材が集まればという思いもあります。

後藤

なるほど。独立スクールみたいな形もありですね。

体操って長くできないんですよ。
私は怪我で引退したんですが、体を酷使するので。

後藤

それは満身創痍ですね。

初めは現場に入って指導てしていましたが、私より背が大きい生徒のサポートするのは大変で(笑)
先生に「10年後、寝たきりになるよ」って言われるくらい腰が
ヤバくて。
生徒さんたちと顔合わせはしたり、緊急時は現場にはでますけどね。

後藤

それは勲章というか代償というか。。。

そういうのもあってみんなには、早く上がってほしいんです。
体重制限もあるので、特に女子は体に悪いんですよね。

後藤

なるほど。
女性は特に不安になるのかもしれないですね。

「引退するの早いね」って言われるんですが、十分なんです。
体も酷使するから妊娠できるのかな。とか親も心配するんですよね、ガリガリだしご飯食べないしで。
女性としての将来を考えた時に、健康のためにで引退しようって
思うんですよね。

後藤

最後に、鶴見さんご自身の将来像があればお聞かせください。

子供たちが体操を通して表舞台にでるっていう部分を、一番楽しみにしているんです。
例えば今、自分が20億持っていたら全てアイドルプロデュースに使いますね。
「体操を通して子供たちをプロデュースする」
これが私が生涯一生やりたいと思う仕事で、子供達に輝いてほしいなと思うことですね。

いかがでしたでしょうか?

鶴見さんのお人柄、お仕事についてまだまだ知りたいという方いらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

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